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自分の体質にあったものを処方してもらおう!目的に合わせて選ぶピルの種類

2020年05月11日
笑顔の女性

ピルにはいくつかの種類があり、それぞれ含まれる成分に応じて世代、服用の仕方について相性に分類されています。世代は現在は第4世代まで進んでおり、4種類のものがあります。この種類は女性ホルモン剤でも黄体ホルモンとして働くもので、第1世代はノルエチステロン、第2世代はレボノルゲストレル、第3世代はデソゲストレル、第4世代はドロスピレノンが用いられています。現在の主流は第2世代のレボノルゲストレルが中心で、低用量ピルのほかアフターピルの主成分として用いられているものです。一方で、第4世代のドロスピレノンは、より少ない用量で避妊効果を得ることができるために超低用量とも言われています。

また相性は飲み方の違いで、1相性は含まれる女性ホルモンの含有量が同じものであるのに対して、2相性では2段階、3相性では3段階にわけて女性ホルモンの含有量が異なります。1相性の場合には、飲む順番はありませんから飲み忘れや飲み間違えをしても避妊効果が失われにくいものの、体内に取り入れる女性ホルモンの量は増えるため副作用などのリスクが高まります。

特にピルの成分に対して過剰反応が出るような体質の場合には、あまり好ましいものとはいえません。一方で2相性や3相性は段階的に含有量を変えることにより身体に与える影響を最小限にしようとしたものです。ただし、決まった通りに服用しなければ避妊効果を得ることができませんし体質的に成分が吸収されにくいといった場合には、十分な効果を発揮しないリスクもあります。また飲み間違えをすると効果が失われるリスクがあるので、注意が必要です。

基本的に低用量ピルは28日周期で服用しますが、実際の女性ホルモンを体内に取り入れるのは21日間だけになります。このため21錠タイプと28錠タイプが売られており、21錠タイプではすべてを服用後に7日間の休憩を経て再開するというものです。しかし、この再開に失敗することもあり、残りの7日間に成分の入っていない薬を服用するようにしたのが28錠タイプになります。

なお、ピルの避妊効果は厳密な用法用量が求められるものですが、ニキビ治療や月経困難症などの病気の治療を目的とした場合には、より効果の高いものや反対に緩やかなものが用いられることもあります。いずれにして、ホルモン剤ですので体内に取り入れることで不調を感じるケースもあり、それぞれ体質にあったものを処方してもらうことが大事です。