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医師の指示に従って服用すれば安心!ヤスミンの正しい飲み方を紹介

2020年06月30日

ヤスミンは、第4世代1相性ピルに分類されるもので、これまでの低用量ピルで見られた若干の体重増加をなくすことを目的に開発されています。いっぽうで主成分であるドロスピレノンは、ヤーズにも用いられているもので、その違いはエチニルエストラジオールの含有量がヤーズの方が少ない点です。

黄体ホルモンとして作用するドロスピレノンはヤスミンもヤーズも1錠あたり3mgを含んでいますが、卵巣ホルモンとして作用するエチニルエストラジオールは、ヤスミンは0.03mgなのに対して、ヤーズは0.02mgと少なくなっています。低用量ピルの低用量はこのエチニルエストラジオールの用量によって定められているもので、少なければ少ないほど副作用のリスクが低いとされており、この点でヤーズは超低用量ピルとも呼ばれているものです。一方でヤスミンは、それまでの低用量ピルと同じ量のエチニルエストラジオールを含んでいるのが特長になっています。

ヤスミンもヤーズもドイツのバイエル社が発売しているものですが、いっぽうでヤスミンとヤーズが登場して話題となったのが死亡例です。実際には低用量ピルやアフターピルを含めて、直接的な原因で死亡に至るわけではありませんが、服用することで何らかの問題が出る可能性があることは否定できません。

実際に世界でもっとも処方されているトリキュラーにも使用上の禁忌として35才以上で1日あたり15本以上の煙草を吸う人は処方してはならないとなっています。これは血栓症になるリスクが高いためで、卵巣ホルモンとして作用するエチニルエストラジオールの体内での濃度が高くなることで発生するものと考えているものです。このためエチニルエストラジオールを減らすために、一緒に配合される黄体ホルモンの開発が進んできたもので、ヤスミンやヤーズは実際にエチニルエストラジオールを減らしても十分な避妊効果を得ることができるようにしたものになります。

ヤスミンやヤーズで問題になっているのはドロスピレノンによる副作用が死亡の原因になったと考えられていることですが、実際にはその因果関係はわかっていません。ただ因果関係がわかっていないといっても実際に死亡例が出ていることもあり、日本を含めて継続的に服用しなければならない経口避妊薬としては第一選択薬になっていないのが実情といえます。

ヤスミンの飲み方は他の28日サイクルで服用する低用量ピルと同じで、21日間連続で服用し7日間休憩するというものです。なお、1相性ピルであるため生理をずらすといった飲み方も可能ですが、基本的には体内に多く成分が入ることになるため、1日1錠を21日連続で飲み続けることが、副作用のリスクを下げるためにも必要なことになります。